RFID

概要

この章では、AsReaderRFIDDevice を使用してRFIDリーダーの機能を操作する方法を説明します。
デバイスとの接続、読み取りの開始・停止、読み取り結果の受け取りなどが可能です。

対応デバイス

ASX-300R, ASX-301R, ASR-030D, ASR-031D,
ASR-0230D, ASR-0231D, ASR-M30S

ご注意ください
RFIDタグの連続読み取りを長時間行うと、本体温度が高くなる場合があります。
高温環境や連続スキャンが続く使用状況では、アプリ側でスキャン間隔を調整するなどの対策をご検討ください。

使用クラス・プロトコル

使用クラス・プロトコル一覧

名前

種別

説明

AsReaderRFIDDevice

クラス

RFIDリーダー制御用のメインクラス

AsReaderRFIDDeviceDelegate

プロトコル

読み取り結果の受け取りなどに使用するデリゲート

初期化と接続

AsReaderRFIDDevice* device = [[AsReaderRFIDDevice alloc] init];
device.delegateRFID = self;
  • delegateRFID:RFIDの読み取りイベントを受け取るために設定します。

読み取りの開始と停止

[device startScan:5 readUntilInSec:10 repeatCycle:3];   // 読み取り開始
[device stopScan];                                       // 読み取り停止

読み取り結果の取得

- (void)receivedBarcodeData:(NSData *)data {
    // data: 取得したpcEPCデータ
}

AsReaderRFIDDeviceDelegate のメソッドとして実装します。