AsreaderBarcodeDeviceDelegate¶
⚠️ 注意:
本 delegate メソッド群は、AsReader デバイスが正常に接続されており、かつ対応するメソッド（例：getCodeIDやgetOCRなど）を呼び出した後にコールバックされます。
非対応モデルや接続されていない場合は、コールバックは発生しません。
receivedBarcodeData¶
バーコードのデータを受信したときにコールバックされます。
startScan 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedBarcodeData:(NSData *)data;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
NSData |
バーコードデータ |
receiveFactoryReset¶
バーコードモジュールのリセット結果を受信します。
doFactoryReset 実行後にコールバックされます。
- (void)receiveFactoryReset:(int)status;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
int |
リセット開始（0x00）、リセット完了（0xFF） |
receivedBypassPayload¶
一部のバイパス系設定メソッドの実行結果を受け取るコールバックです。
以下のメソッドを実行した後に、その応答が本メソッドで返されます。
対象メソッド:
- (void)receivedBypassPayload:(NSData *)rawData;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
|
デバイスから返されたコマンドの実行結果データ。 |
補足¶
受信したデータ（
rawData）の内容は、送信したコマンドに依存します。解析には各メソッドの仕様に応じたバイナリ解析が必要です。
サンプルコード¶
- (void)receivedBypassPayload:(NSData *)rawData {
const uint8_t *bytes = (const uint8_t *)[rawData bytes];
NSUInteger length = rawData.length;
NSLog(@"Received Bypass Payload (%lu bytes):", (unsigned long)length);
for (NSUInteger i = 0; i < length; i++) {
NSLog(@"Byte %lu: 0x%02X", (unsigned long)i, bytes[i]);
}
// 必要に応じてデータ解析をここに記述
}
receivedCodeID¶
CodeID タイプを返します。
getCodeID 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedCodeID:(int)codeID;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
int |
codeID データ |
receivedOCR¶
OCR タイプの状態を返します。
getOCR 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedOCR:(BOOL)isNone isOCRAon:(BOOL)isOCRAon isOCRBon:(BOOL)isOCRBon;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
BOOL |
OCR機能なし（YES）／あり（NO） |
|
BOOL |
OCR-Aが有効（YES）／無効（NO） |
|
BOOL |
OCR-Bが有効（YES）／無効（NO） |
receivedHID¶
HIDモードの状態を返します。
getHID 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedHID:(BOOL)hidOn iOShidOn:(BOOL)iOShidOn;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
BOOL |
HIDモードの状態（YES：オン、NO：オフ） |
|
BOOL |
対応プラットフォーム（YES：iOS、NO：Android） |
receivedPresentationMode¶
プレゼンテーションモードの状態を返します。
getPresentationMode 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedPresentationMode:(BOOL)isOn;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
BOOL |
プレゼンテーションモードの状態（YES：オン、NO：オフ） |
receivedSleepBeep¶
スリープ設定関連のデータを返します。
setSleepBeep、setSleepTime 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedSleepBeep:(NSData *)data;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
NSData |
スリープ設定データ |
receivedSymbologies¶
バーコードタイプ（Symbology）の設定状態を返します。
getSymbologies 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedSymbologies:(NSDictionary *)symbols;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
NSDictionary |
バーコードタイプの設定状態 |
receivedGetAutoLaunch¶
プレゼンテーションアプリの自動起動状態を返します。
getAutoLaunch 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedGetAutoLaunch:(BOOL)isOn data:(NSString *)data;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
BOOL |
自動起動の状態（YES：オン、NO：オフ） |
|
NSString |
起動対象の bundleId |
receivedBarcodeSecurity¶
バーコードのセキュリティレベルを返します。
getSecurity 実行後にコールバックされます。
- (void)receivedBarcodeSecurity:(NSDictionary *)security;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
|
NSDictionary |
セキュリティ設定データ |
didGetSleepBuzzerReceived:¶
getSleepBuzzer実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)didGetSleepBuzzerReceived:(int)sleepBuzzer;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
sleepBuzzer |
int |
自動休眠時のブザー状態 0：オン 0以外：オフ |
サンプルコード¶
- (void)didGetSleepBuzzerReceived:(int)sleepBuzzer{
//sleepBuzzer ：自動休眠時のブザー状態
}
didSetSleepBuzzer:¶
setSleepBuzzer実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)didSetSleepBuzzer:(int)status;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
status |
int |
設定結果 |
サンプルコード¶
- (void)didSetSleepBuzzer:(int)status{
// status 0：成功、0以外：失敗
}
didGetAutoOffTimeReceived:¶
getAutoOffTime実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)didGetAutoOffTimeReceived:(int)time;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
time |
int |
デバイスの自動オフ時間 |
サンプルコード¶
- (void)didGetAutoOffTimeReceived:(int)time{
// time ：デバイスのスリープ時間
}
didSetAutoOffTime:¶
setAutoOffTime実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)didSetAutoOffTime:(int)status;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
status |
int |
設定結果 |
サンプルコード¶
- (void)didSetAutoOffTime:(int)status{
// status 0：成功、0以外：失敗
}
didGetBarcodeTimeOutReceived:¶
getBarcodeTimeOut実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)didGetBarcodeTimeOutReceived:(int)barcodeTimeOut;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
barcodeTimeOut |
int |
スキャンのタイムアウト時間 |
サンプルコード¶
- (void)didGetBarcodeTimeOutReceived:(int)barcodeTimeOut{
//barcodeTimeOut ：スキャンのタイムアウト時間
}
didSetBarcodeTimeOut:¶
setBarcodeTimeOut実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)didSetBarcodeTimeOut:(int)status;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
status |
int |
設定結果 |
サンプルコード¶
- (void)didSetBarcodeTimeOut:(int)status{
// status 0：成功、0以外：失敗
}
receivedScanBarcodeData:¶
startScan実行後にコールバックで実行結果を返します。
⚠️ 注意 この機能は ASR-025S など、一部のモデルのみ対応しています。
- (void)receivedScanBarcodeData:(NSData *)barcodeData barcodeType:(AsReader025SBarcodeType)barcodeType;
パラメータ¶
項目名 |
型 |
説明 |
barcodeData |
NSData |
バーコードデータ |
barcodeType |
AsReader025SBarcodeType |
バーコードタイプ |
サンプルコード¶
- (void)receivedScanBarcodeData:(NSData *)barcodeData barcodeType:(AsReader025SBarcodeType)barcodeType{
//barcodeData：バーコードデータ
//barcodeType：バーコードタイプ
}
非推奨メソッド一覧¶
以下のメソッドは現在非推奨です。
将来的に削除される可能性がありますので、新規開発では使用しないでください。
代替手段が用意されている場合はそちらをご利用ください。
⚠️ barcodeDataReceived【非推奨】¶
トリガーモードを設定します。
代替: receivedBarcodeData
- (void)barcodeDataReceived:(NSData *)data;