RFID導入のポイント
東京開発の西川です。
RFIDを使った実証実験や実際の業務への導入が広がっていますね。
RFIDを導入すると、今まで商品をバーコード読取りや手で数えていた企業様にとっては
作業効率の向上が見込めるかと思います。
ただし、そのためには事前の調査や運用上の注意点などを入念に洗出して、潰しておくことが重要になります。
<タグの選定>
RFタグは環境によって読取り性能が大きく変わってきます。
例えば、水に近いところにRFタグを貼り付けると極端に読取りが悪くなります。
また、金属の近くも同様に読取り性能が悪くなります。
水に強いタグ、金属に強いタグも存在しますので、水や金属にRFタグを貼りたい場合は、
そのようなタグを選定する必要があります。
また、RFIDを導入する前に必ず実際の運用現場でのRFタグの読取りテストを
行うことが大切です。
それもできる限り様々な場所で実施することが望ましいです。
ある棚(木製)の商品は読み取れたが、
別の棚(金属製)の商品は読取りづらかったなどがあるためです。
その結果によってもRFタグの選定が変わってくるかと思います。
<実際の業務でRFタグ読取りのイメージをもつ>
RFタグを読み取る業務は様々かと思います。
例えば、入荷・出荷・棚卸・・ などなど。
棚卸のときは遠くの場所まで読み取っても問題ないですが、
入荷・出荷時は遠くの場所まで読み取ってしまうと意味がありません。
そのようなときは、RFIDリーダー自体の電波出力を落として、読取り距離を
短くするような機能が必要です。
もしくは、そもそも遠くを読みたくないという業務の場合は、
RFタグ自体の大きさが小さいものを選定することで、読取り距離を短くすることができます。
一般的にRFタグは大きさが小さくなると読取り距離も短くなる という特徴があるためです。
弊社はRFIDリーダーのご提案はもちろんのこと、RFタグのご提案、アプリケーションのご提案を
総括して行うことができます。
ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせいただければと思います。