AsReaderアプリ開発中のデバッグについて
AsReaderのSDK含め、ソフトウェアを担当しております小田と申します。
iPhone3の頃よりiOSの開発に従事しており、既にAppleと心中する覚悟はできております。
今回は、AsReaderアプリの開発について記載いたします。
AsReaderアプリを開発する際に、当然デバッグ実行したい場面は多々あるかと思います。
ただ、残念ながらAsReaderを装着した状態でのデバッグ実行はできません。
LightningコネクタをAsReaderが使用するため、Macに接続できないからです。
そのため、開発中にログを出力する仕組みをアプリに実装しておき
一通り動作させた後に、iOS端末からログを抽出し解析するという方法になります。
ただ、以下の方法でリアルタイムにログを確認する事ができます。
NSLogger というオープンソースのライブラリを組み込む方法です。
ログ閲覧用のMacアプリをインストールすることで
同一ネットワークにあるアプリのログを、リアルタイムで確認することができます。
(NSLoggerのサイト)
https://github.com/fpillet/NSLogger
他にログ出力で有名なライブラリとしては、CocoaLumberjackがあります。
予め用意されたログの出力レベルに応じて柔軟に対応させることができます。
(CocoaLumberjackのサイト)
https://github.com/CocoaLumberjack/CocoaLumberjack
また、ログ出力用のメソッドを新たに追加するのではなく、
すでに実装しているNSLogをコンソールではなくファイル出力したい場合、次の方法が有効です。
(参考サイト)
http://qiita.com/usagimaru/items/5aad44207ae5c74a1927
車輪の再発明をする前に、一度CocoaPodsやCarthageを探検してみると楽しいかもしれません。
最近、iPhoneからAndroidに乗り換えました。
結構快適ですね。