AC2016が盛況の内に終了。みなさん、ありがとうございました。
イベントや展示会が目白押しの秋。
ただでさえその準備に翻弄される中、アスタリスク初めてのプライベート・セミナーなどというものをやってしまいました。
時は10月7日、日本を代表する国際コンベンションセンターの1つ、東京国際フォーラムで、です。
名付けて「AsReader Conference 2016」(略称:AC2016)。
どうも、広報の大橋です。
公式なAC2016のご報告は本サイトのニュースリリースに掲載していますので、具体的な内容や、そこで発表された新製品の数々は
そちらに譲ります。
ここでは、その準備に右往左往し、当日は当日で運営にハラハラドキドキしていた、裏方の裏話のほんの触りだけでもお伝えしたいと思います。
ある日突然に、社長から「プライベート・セミナーやります」と伝えられ、会場探しが始まりました。
アクセスや設備もさることながら、「やっぱり会場費でしょ」と勝手に思い込んで割安な会場を求めて奔走していたら、
「ここが良いと思うんだけど、どう思う?」と送られてきた1本のリンクURL。
ポチっとクリックしてみて、そりゃ驚きました。
だって東京国際フォーラムなんですよ。
冒頭に”日本を代表する国際・・・”と書きましたけど、みなさんにもそんなイメージありませんか?
あっ、言い忘れてましたけど、今回のセミナーは全て社内の手作りが前提です。
だって年度予算作成の時点では、こんな話はありませんでしたから。
で、否応なしに準備は始まります。
手作りの、微笑ましいセミナーを想像していたら、一流のハコで「カッコいいカンファレンスにしよう」という声が降りてきました。
取り仕切る広報はてんてこ舞いです。
隣席のバイトくんには「オープニング映像もジングルもコーナータイトルも、とにかくカッコ良いの作ってよ」
向かいの「本職フリーの映像プロデューサー」兼バイト氏にも「製品紹介動画もスマートに!」
斜向かいのデザイナー女史(同じくバイト)には「おしゃれにってことなんでシックな色使いでフラットデザインでパンフ、お願い」
てな感じで、アバウトにも程があるってもんですが、でも彼らはその指示を頼りにPremiereやAfter Effects、Illustratorに向かい、あるいはカメラを担いで動き出します。
そうこうしている内に開催の案内、参加申し込みの受付が始まりました。
反応はボチボチと思いきや、ハウスリストのみなさんに案内メールを配信するや否や、たった2日間で200名を超すご応募・・・。
100人規模の想定だったものですから、会場を急きょ増枠するはめに。
でも会場は東京国際フォーラムガラス棟最上階に1部屋だけの最大の会議室。
「えっ、違う階の部屋を押さえて、サテライト中継でやるんですか?」
もう広報は阿鼻叫喚です。
中継用のカメラの手配、プレゼン用のPowerPoint画像にプレゼンターの映像と音声を2か所に送出。
各部屋のミキシングコンソールをどちらか一方の部屋に集められないか、いやいや音声はフェーダーの上げ下げだけで良いから営業さんの手を借りるか、等々、頭の中は不安がグルグルと回っています。
大慌てで会場のAVセンタースタッフに相談&打合せに上京しました。
いやぁ、さすがに”日本を代表する国際コンベンションセンター”です。
サテライト対応も建築当初から織込み済み、配線OK、「コネクターも指定の場所に用意しておきます」とのお言葉に、胸を撫で下ろした次第。
設営の心配が半減したので、続いてソフト(運営)にとりかかります。
うぎゃー、開催10日前なのに進行台本が手つかず状態。
「初稿、2稿は土日に家で書こう」なんて、泥縄の手本みたいなドタバタです。
リアルタイム進行のリハーサルなど望むべくもないままにタイムアップ。
場馴れ、話慣れしている登壇者にすべてを託そうと心に誓い、成否を勝手に委ねる広報でした。
(登壇者、MCを担当した当社役員、ホントに慣れてます。手前味噌ですが、心強い!)
かくして10月7日、簡単な段取りリハーサルだけで本番に突入したのです・・・。