資産の棚卸にRFIDを
こんにちは。
大阪開発の水上です。
もう少しで7月です。
梅雨に入ったのにすっかり気温は真夏日で毎日暑いですね。
さて、今回も関わったRFID関連の開発案件に関してです。
用途としては資産の棚卸で使用されます。
使用するリーダーはGUNタイプです。
従来の手法
元々の棚卸はお客様側の社内システムから棚卸予定情報が記載された用紙を出力し、
そちらを使って手書きで棚卸を実施。
その結果を上司が確認して、社内システムに登録されていたとのことでした。
こちらをRFIDで棚卸ができるようにアプリ化させていただきました。
使用したタグ
対象の資産には資産の情報が入ったタグが貼り付けられています。
タグには、万が一を想定して、QRにて資産の情報も印字されています。
金属にも貼り付ける必要があるため、タグは金属対応タグを使用しています。
棚卸を行う区域に、その情報が入ったQRが貼り付けられています。
アプリでの作業
棚卸はアプリを使用して下記の流れで実施します。
・担当者情報を入力し、ログイン
・自分が棚卸を実施するカテゴリを入力
・入力したカテゴリに対する区域を選択、もしくはQR読み取り
・指定したカテゴリとグループの棚卸予定データが表示されるので、
リーダーを使用して棚卸を実施し、登録
成果
アプリ化とRFID化をしてから、実際の棚卸で下記が改善されたといただけました。
・棚卸予定情報を印刷しての棚卸が不要となったことで、
作業の効率化になり、資源も節約できた
・RFIDで棚卸ができるため、棚卸のスピードもアップできた
何かのご参考になれば幸いです。