リスクを経験する
生産管理セクションの大川です。
中国が発端となったコロナウィルスが広がりをみせています。
日本でもテレビで連日流れています。
アスタリスクでは様々なリーダー、ケース、アクセサリを製造していますが、中国が関連するものも少なくありません。
現在の中国は春節の長期休暇にコロナウィルスによる休業もあったため、当然影響を受けています。
リスク管理のために生産先の分散や余剰在庫等、いくつか対策を設けていますが、ここまで大きな問題になるとどうしても対応しきれない事が出てきます。
ただ、少し視点を変えると。
今のこの状況は自社に発生する大きなリスクの振れ幅を経験する貴重な機会となります。
目の前の状況に対する対応が最優先ですが、乗り越えた先には貴重な経験が蓄積されます。
大きなリスクを経験できる事はまれであり、実際の経験からしか分からない事がたくさんあります。
避難訓練と実際の火事ではまったく違うのです。
リスクは発生しない事が最善ですが、残念ながらそうもいきません。
ウィルスはほぼ10年ごと流行していますし、大きな天災も身近にあります。
(最近ではアメリカと中国の関税戦争という人が作ったリスクも!)
コロナウィルスの感染者数が鈍化しているというニュースもありますし、医療の現場では今も対応されている方がたくさんいらっしゃると思います。
早く収束することを願いつつ、自社の今後の対応について考えていきたいと思います。