カメラ読み取りとの差
こんにちは。東京でアプリ開発を担当している西川です。
オリンピックも閉会式を迎えました。
少し寂しい気持ちはありますが、2020年の東京オリンピックのことを考えると
楽しみでしょうがありません。
さて、AsReaderブログ連載2回目ということで、
今回は「AsReaderと端末のカメラ読み取りの違い」について記載します。
お客様にAsReaderの製品説明をさせて頂くと、
「iPhone/iPod自体についているカメラを使ってもバーコードが読めるじゃないか?」
と よくご意見を頂きます。
皆様タブレット端末にご興味をお持ちなだけあって、よくご存知です。
ずばり、その違いは「読み取り速度」にあります。
カメラでバーコードを読み取ったことがある方は、ご存知かと思いますが、
カメラの場合、まずバーコードに焦点をあてるという操作が必要になります。
焦点があうと、そこからバーコードの認識処理が行われ、バーコードの値が読み取られる
流れになります。
この「焦点をあてる」という作業に時間がかかってしまいます。
1日に数回程度しかバーコードを読み取らない業務の場合、
確かにカメラの読み取りで十分なのですが、
倉庫の棚卸、入出庫など、1日に多くのバーコードを読み取る業務の場合、
このコンマ何秒の差が大きく影響します。
AsReaderは、レジなどに置かれているバーコードリーダーと同じように
赤いLED光線が出るため、照準をあわせるのは簡単です。
また、認識エンジン(バーコードの値を認識するエンジン)についても、
他のハンディと同等のエンジンを組み込んでいるため、読み取りも素早く行えます。
それ以外にも
・薄暗い状態でもきちんと読み取る
・多少の曲面なら認識できる
などなど、他にも色々と書きたいことはあるのですが、今回はここまで。
次回のブログもお楽しみに!