こんなところに!RFIDの技術
ついに御鉢が回ってきてしまいました。
7月ごろからこっそり東京開発に紛れ込んでおります、星野と申します。
得意言語はVB.NET、好きなポケモンはライチュウ、持ってるくせに使わないせいで全く操作感のわからないMacBookに未だに悪戦苦闘しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
先月、AsReaderのDESKTOP-Type を使用した開発をさせていただきました。
CSVなどでリストを作ってRFIDタグの書き込みができ、読み込んだRFIDタグの結果もCSVなどのリストと比較確認ができるといった簡単なものなのですが、
そもそも作成前はRFIDとはなんぞや、といった感じでした。
図書館の貸し出し管理タグや大型スーパーや書店の万引き防止タグに使われているのがICタグとかRFIDタグである、くらいの知識だったのですが、調べてみると面白いです。
万引き防止タグなどは特に目にする機会も多いですが、私はずっと「電源がないのに防犯ゲートで起動するのはなぜだろう」と思っていました。
疑問のまま放置されていたのですが、いい機会だったので調べてみたところ、電源のないタグは「パッシブ式」と呼ばれていると知りました。
RFIDリーダーからの電波を電源に変換して動作するそうなのですが、パッシブ式でも細かく電力共有方法を分けるとさらに「電磁誘導方式」「電磁結合方式」「電波方式」と3つの種類に分かれるようです。
途端に難しそうな話になってくるのですが、電波で充電する「電磁誘導方式」というのはiPhone8で話題になったQiのワイヤレス充電などとざっくりとくくれば同じ技術なのです。
なんとなく遠かった技術が、身近なところで使われているものにまで繋がった気がします。
直接ソフトの開発に関係するものではないですが、それでも扱うものの詳細を知るのは大切ですね。
何より調べることが楽しかったし技術的にワクワクするものだったので、これからも積極的に疑問は調べていこうと思います。