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最近の外科はこうなってました

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最終更新日:2024年06月21日
最近の外科はこうなってました

新事業創設セクションの黒田です。つい先日、腹腔鏡下手術を経験しました。
病院に縁遠い人間でして、久しぶりに入院したら外科はこんなふうになってました。

腹腔鏡

私事で恐縮ですが、数十年ぶりの手術でした。
前回は開腹手術だったので、傷跡はいまでも残っておりますが腹腔鏡方式は傷が小さく、出血も少なくて済むのが特徴です。
CO2ガスでお腹をプクーっと膨らましておいて、カメラで覗きます。
お腹にいくつか開けた小さな穴から鉗子を入れて処置を行います。

着圧ソックス

手術は長時間寝たままで姿勢を変えないので、血栓ができたり、その血栓がポロっと外れて別の場所で詰まりの原因になったりするリスクがあるとのこと。
これを防止するために、着圧ソックスをはきました。
手術中の血液やリンパの流れを補助してくれるそうです。
そういえば、似たようなのを妻がふくらはぎを「シュッと」させたくてはいていたような気がします。。

フットスイッチ

点滴をぶら下げて看護師さんのあとをついていったら看護師さんが片足立ちになって、壁の凹みにつま先を差し込むんですね。
すると、おお、手術室のごっつい自動ドアが開きました。
・モノを手に持ったまま入室できる
・手を洗ったあとドアに触らず入室できる
あたりがフットスイッチのメリットでしょうか。

患者IDリストバンド

手術室に入ると「名前」「生年月日」「手術内容」を口頭で伝えて本人確認。
次に入室時刻入力のために、わたしの手首を持って患者IDのCodabar(NW-7)を読み込もうと何回もバーコードリーダーのトリガーボタンを押すのですが
なかなか読めないようでした。
そこでつい、「それ近距離用リーダーなので、接触するぐらい近づけて。読みづらいときはバーコードに対して真正面でなく、こころもち斜めから読んでみてください。すんまへん、メーカーの人間なもので、、、」
と言いながら麻酔で眠っていきました。

リハビリ

手術翌日、とにかくひとりでトイレに行きたかったので(まだ痛いんですけど)ほら、自力で歩けるよとアピールしたところ点滴も着圧ソックスもカテーテルも全部はずしてくれました。
すると術後のX線検査で別棟まで歩かせたり、自販機の水を買いに行かせたりとなるべく身体を動かすように奨めてくるんですね。
早くリハビリ開始して、早く正常に治すという考えのようです。
手術の三日後の朝に退院、お風呂もOKで、傷はシャワーで洗います。
おかげで退院翌日から職場復帰しております。

おまけ

お腹に開ける穴の一つとして、へそを利用したので手術の前に看護師さんがへそ掃除をしてくれました。
オリーブオイルでへそのGoMAを柔らかくして綿棒でかき取るのですがこれが痛いやら、くすぐったいやら、痛いやら。
こういう時の看護師さんってニコニコしながら容赦なくて、すてきですね。。

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