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広報悪戦苦闘譚 その②

最終更新日:2018年12月11日
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13年ぶりの遅さで木枯らし1号が到来して(東京では遂に吹かぬままだそうですが)迎えた今年の冬。
暖冬を予感しながら過ごしていたら、先週末からいきなりの寒波です。
さすが大雪の初候、閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)は伊達じゃないと、泥縄の冬支度を余儀なくされた広報の大橋です。
 
 
前回のブログでは、技術者中心の会社にあって、“ど”文系の集まりである広報の悲喜劇の一端をご紹介しました。
「なんか、情けない広報だな・・・」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、他のメンバーの名誉もあるので、ちょっとだけ我がセクションの陣容を紹介しておきます。
 
 
まずはこのブログに何度も登場している蛭田。彼女はホームページ制作のプロで、WEBデザインやコーディングはもちろん、幾多のサイト構築を手掛けたキャリアの持ち主です。
続いて、広報には2人のパートタイムワーカーも居るのですが、ひとりは個人事務所を立ち上げている本職のグラフィックデザイナー
もう一人は、世界遺産になったお城の紹介AR動画や博物館では日本初の4K映像を手掛けた、現役バリバリのフリーランス映像ディレクターです。
そして私はと言えば、うーん、まぁ職歴だけは三十数年広告代理店に在籍していたので、一応広告のプロフェッショナルを自認しています。
と、まあ、陣容としては正真正銘コミュニケーションの専門家集団なのではないでしょうか。

では何故、「先述のような悲喜劇が繰り広げられるのか」ですが、偏にこれは「社内スタッフである」からなのです。
仮に私たちが社外の外注先だったなら、発注主である我が社の技術者たちは、自社技術や自動認識業界を全く知らないことを前提に、制作物の訴求内容を、噛んで含めるようにオリエンしてくれることでしょう。でも現実として私たちは、社内スタッフなんです。
“ど”文系であろうが、そんなことお構いなしに「当然、知っているよね」的発注が頻発するという次第。

思い返せば悲しくなる、業界違いの同音異義語や類似語の数々。
今となっては「穴があったら・・・」の心境になる笑い話なんですが、例えば
・frequency(フリークエンシ―)
 広告業界では、マス広告なら広告の接触頻度、WEB広告なら配信頻度などを指すのが一般的です。
 でも自動認識の世界では、周波数。RFID(Radio Frequency Identification)の「F」が正にこれ。
 ラジオ・フリークエンシ―なんて、実に紛らわしいでしょう?
・ERP(イーアールピー)
 広告業界の概念では、ちょっとマイナーですが有効な延べ視聴率(Effective gross Rating Point)
 のこと。EGRPともいいます。
 でも自動認識技術では、実効輻射電力(Effective Radiated Power)。そして実効等方輻射電力の
 方をEIRP(Effective Isotropic Radiated Power)といいます。
 元広告マンにとっては、なんのこっちゃ、でした。
・IR
 IR広告と言えば、投資家向けに発信する広告。IRはインベスターリレーションの略で、一般の方に
 も馴染みがあると思います。
 でも技術者たちに聞くと赤外線(インフラレッド)のことで、IrDAはもちろんのこと、ASK通信規
 格の我が社ASR-060Dも赤外線通信です。
 文系にとっては、想像の外の世界でした・・・。
・FM0
 関西に在住の方なら、広告業界ならずとも連想するのは「エフエム大阪」ではないでしょうか?
 でも実際は「エフエムオー」ではなく「エフエムゼロ」。フリークエンシ―モジュレーション0で、
 ベースバンド方式のRFID質問器のことなんです。
 数字の「0」と英文字「O」、これって見間違っても仕方なくないですか?
 
 
って、気がつけば、いつの間にか再び自社技術門外漢の愚痴の羅列になっていました。m(__)m
まあ、こんな勘違いや「?」を繰り返しながら、四苦八苦の末に皆さんにパンフレットやデータシートをお届けしているワケです。
どうか暖かく見守っていただければ幸いです。

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