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Non Duality~非二元性~

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最終更新日:2025年05月16日
Non Duality~非二元性~

 
こんにちは、小田です。
 
「ノンデュアリティ(非二元)」という言葉、聞き慣れない方も多いと思います。
でもこれは、哲学的な話にとどまらず、日々の働き方や自分自身の見方に深く関係する概念です。

そもそもノンデュアリティとは?

ノンデュアリティとは、「自分と他人」「内と外」「成功と失敗」といった二元的な分離は、本質的には存在しないという考え方です。

例えば…
 •「わたしが頑張っている」
 •「あの人が間違っている」
 •「これは正しく、あれは間違い」

こういった日常の判断や認識は、すべて「分ける」前提に立っています。

でも、ノンデュアリティ的にはこう言います。

「あなた」という存在も、「わたし」も、実はただの思考・物語に過ぎない。

「わたし」とは概念である

ある日ふと、
「“自分”って、どこにあるんだろう?」と考えてみたことがあります。
 •頭?→それは脳。
 •心?→それは感情。
 •肉体?→それはただの生物的システム。
 •名前?→ラベルにすぎない。
 •経歴?→過去の出来事の記録。

……あれ?
「わたし」って... なに?

ノンデュアリティでは、こうした「わたし」という感覚そのものが、思考の産物であり、実体は存在しないとされます。

「わたし」は、ただのラベル、現象の集合にすぎない。

なぜそんなことを仕事で考えるの?

それは、仕事におけるストレスや葛藤の多くが、
 •「わたしが正しい」
 •「わたしが評価されたい」
 •「わたしが責められた」
 •「わたしが損した」

という「わたし」前提のストーリーから生まれているからです。

でも、もしこの「わたし」が、ただの仮想だとしたら?

感情がわき起こっても、
「あぁ、これは“わたし”という物語が作り出したものだな」と
一歩引いて眺めることができます。

それは、判断せずに観るという姿勢でもあり、
そもそも悩んでいる「わたし」は実在していません。

ノンデュアリティ的な仕事の捉え方

・上司に怒られた → 言葉や感情が通り過ぎていく現象として観察
・誰かと対立した → 「私 vs あの人」ではなく、「そういう状況が起きている」だけ
・失敗した → 自分を責める代わりに、「起こるべくして起きた流れ」と見る



「私」が消えたとき、本当の流れが始まります。
「私」を守ることに集中していたとき、思考は狭く、世界は小さかったことに気づきます。
でも、「私という枠」が薄れてくると、不思議なことに
 •会話が自然になる
 •仕事のリズムが整う
 •緊張がやわらぎ、ミスが減る

つまり、「わたし」を主張しなくても、うまくいくことが分かります。
心配しなくてもいつも体は自動的に動いています。

「わたし」という感覚に、少し距離を置いてみることで、
不思議と肩の力が抜けて、流れの中に軽やかに乗れるようになるかもしれません。

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