2D in Retail

皆様2D in Retailをご存じでしょうか?
私は知りませんでした。。
最近、お客様から尋ねられることがあり、小さい商品のバーコードを2次元にしようと考えていたが、どうせなら2D in Retailに準拠した方が良いと思ったとの事。
その時、私は2D in Retailの存在自体知らなかったので調べてみました。
調べはしましたが、良くわかってないのであまり鵜呑みにはしないで下さい。
なんでも2027年末までにPOSのスキャナが対応する事を目指しているそうな。
その1
2次元バーコードはQRでもデータマトリックスでも良いとの事だが、QRだと商品紹介のURLかな?と消費者が思いそうなので、きっとデータマトリックスが採用される事が多いと予想しています。
2次元バーコードには1次元バーコードより多くの情報を載せられるので、単純にバーコードの他に消費期限やシリアルなど様々な情報を載せる事も出来ます。
出来ますが、これ解析面倒ですね。。
そのうち、フリーの解析ライブラリとか出回るのでしょうが、自前で万能解析アルゴリズムを作ろうと思ったら、まぁまぁ面倒な事になりそうです。
GS1 アプリケーション識別子(AI)の後に対応する情報が載るのですが、対応する情報が可変長の場合は<gs>0x1d(グループ区切り)を挟むっぽいのですが、資料の例によっては先頭に<gs>があったりなかったりします。
先頭には<gs>があっても無くてもよいのかな?
固定長の最後には<gs>は不要のようですが、付いているサンプルもあったりします。
なので例えばAI(17)の消費期限しか必要ないよってアプリでも、先頭から関係ないAIも解析しながら消費期限を見つける必要があります。
問答無用でデータの最後には<gs>を付けるルールなら、一旦<gs>でスプリットして先頭17なら消費期限だなって簡単に見つかるのに、、と思うのですが、、
その2
とはいえ、これを活用すれば1つのバーコードで色々な情報が載せられるので、生鮮食品なら廃棄低減につなげられるかも知れないし、
バーコードでも製品をシリアル管理する時代になるかもしれません。
工夫次第で色々考えられそうですね。
2030年くらいには1次元より2次元のバーコードが多くなっているかも?しれませんね。
2D in Retailについて、もっと深く知りたい方はコチラ
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