「人物特定&認証」のクラウドサービス「AsReader One」を発表
〜モバイル端末で素早く手軽に顔で人物を「特定」し「認証」します!〜
「モバイル」と「モノ認識」で業務改革を促進するアスタリスク(本社:大阪市、代表取締役社長:鈴木規之、以下「アスタリスク」)は、スマートフォンなどのモバイル端末を活用した人物特定&認証クラウドサービス「AsReader One」(アズリーダー・ワン、以下、本サービス)を発表いたします。
本サービスは、事前に登録した人物特定データを基に、エッジ端末から送られてきた画像情報を解析し特徴点を抽出、人物を特定&認証してその結果を返すクラウドサービスです。
本サービスのセールスポイントは、人物を特定&認証するためのエッジ端末がカメラのついた「スマートフォン」や「タブレット」といったモバイル端末で対応が可能ということです。顔認証専用となるカメラ機器を使用しないため、低コストで、かつタッチ操作で入力がしやすいというメリットもあります。モバイル端末のカメラにも関わらず99%以上の確率で、かつ高速に一人の人物を特定します。
また、高いセキュリティを求められるシステムへの対応や、外見が瓜二つの双子の対応、顔に怪我を負ったなど人物特定など認証精度が低い場合にも対応するため、パスワード認証や声紋などの生体認証などとも融合させ、誤認識がでない仕組みを開発しました。
AsReader One システム構成
スマートフォンなどは、既に端末のロック解除などで顔や指紋を使った生体認証技術が取り入れられ、生体認証という技術が一般的に普及し始めておりますが、認証という技術だけではなく、素早く手軽に人物特定できる技術への需要が高まってきています。
これらの需要としては、例えば店舗などの小売業では、
1:会員カードの代わりに自分の顔を紐づけ、手ぶらカードレス
2:クレジットカードの代わりに自分の顔を紐づけ、手ぶらカードレス&暗証番号認証
3:クーポン券や入場券などと、自分の顔を紐づけ、手ぶらチケットレス
といった利用者の利便性の向上に、例えばセキュリティ分野では
4:自宅や職場の鍵を持たずに、自分の顔でロック解除
5:学校や職場での出欠・勤怠を自分の顔で記録
6:子供の顔で、保護者への登下校メッセージ通知
などにも利用が可能です。
AsReader One 活用例
◆ 本サービスの特長(2022年4月14日現在の予定)
・1秒以内での認証(当社環境。1万人データでのテスト結果)。
・マスクやメガネなどにも対応。斜めの角度からも顔を識別することが可能。
・パスワードや声紋認証などの認証精度向上のためのオプションサービスを用意。
これらと組み合わせることにより、認証率を100%に近づけます。
・10万人まで登録・識別が可能。
・認証のログ情報はすべてサーバーで安全管理。
・業務アプリに組み込むサンプルソースなどを提供予定
・個人のスマホから顔登録を実施するために必要なソースを提供予定。
サービス提供開始時期につきましては年内を予定しており、提供開始時に改めて発表をいたします。サービス提供以前であっても、POSレジメーカー様、セキュリティ関係企業様など、検討いただける企業様には、技術的な相談を開始する準備がございますので、お気軽にお問合せください。
アスタリスクは、今後も画像認識技術を含む「モノ認識」技術に、「モバイル」端末を掛け合わせたソリューションを開発・提案し、スマート社会の実現に寄与してまいります。
(注)本サービスは、本年(2022年)中にはサービスをリリースする予定ですが、現在、開発中の部分もあり、性能や機能などは予告せずに変更する可能性があります。
■関連リンク
・AsReader One リーフレット