「Retail Technology Show(RTS25)」に出展しました。

2025年4月2日(水)から4月3日(木)まで、イギリスのロンドン、ExCel Londonで開催された年次展示会「Retail Technology Show(RTS25)」に、当社グループのアメリカ現地法人であるAsReader, Inc.が出展しました。
この展示会には、EU・英国をはじめ、米国、中東、アジア各国からも多数の来場者が訪れ、小売業界のCEOやマネージングディレクターをはじめ、オペレーション、マーケティング、EC、決済、IT、ロスプリベンション、カスタマーエクスペリエンスなど、各分野の責任者が一堂に会しました。
AsReader, Inc.は、今回2年連続での出展になります。
アスタリスクが誇るAsReaderの最新技術を世界の主要企業の来場者に紹介するため、アメリカから3名で参加。展示ブースは2日間を通じて大変な盛況で、多くの来場者がAsReaderのビジネスへの技術応用に興味を示しました。
主な展示内容
◆ 新2次元コード「AsCode」
昨年末に発表された次世代の2次元コード「AsCode」は、イギリスでは、今回初めて展示されました。
価格管理、消費期限管理、在庫管理、顧客データ分析、物流追跡など、多用途に対応し、必要に応じてデータを効率的に整理・管理できます。
大量データの一括読み取りデモでは、来場者から驚きと高い評価を受けました。
◆ スマホのカメラでバーコードを読み取る「AsCameraX」
特別な機器を必要とせず、スマートフォンのカメラでバーコード・二次元コードを高速で読み取る「AsCameraX」も紹介され、小型回転台に貼られたバーコードを読み取るデモが実施されました。
◆ ウェアラブルRFIDリーダー「RecoHand」
昨年に続き出展された「RecoHand™」(帝人フロンティア株式会社様との共同開発)は、手や指に装着して使用するUHF帯RFIDリーダーで、近距離のタグのみを精密に読み取る逆転の発想から誕生しました。
ゴルフグローブの素材を使用し、RFタグに触れるだけで読み取れる1:1のタッチ読みを実現したものです。
「RecoHand」はRFID Journal LIVE!2024で“技術的快挙”と称され、2024年のBest New Productファイナリストにも選ばれました。
また、2025年1月のニューヨークNRFで展示された自律移動ロボット「Locus Origin」と連携することで、最先端の倉庫管理・物流効率化ソリューションも実現可能です。
◆ RFIDソリューション
他にも、RFIDを活用したPOSソリューションをサイズごとに、大・中・小で展開。
また、在庫管理の決定版ともいえるGUN-Type「ASR-L251G」とPADDLE-Type「ASR-P252B」など、RFIDを中心とした「モノ認識」と「モバイル」を活用した業務改革をかなりアピールできたのではないかと感じております。
海外市場への販売拡大をさらに推し進めていく上で極めて重要な、新規市場開拓のための展示会になりました。