ユニクロ社に対する訴訟提起についてのご報告
ユニクロ社に対する訴訟提起について
2019年9月27日
大阪市淀川区西中島5-6-16
新大阪大日ビル201
株式会社 アスタリスク
株式会社アスタリスク(本社:大阪市淀川区 / 代表取締役社長:鈴木規之、以下、当社)は、株式会社ユニクロ(以下、ユニクロ社)に対し、全国のユニクロ社各店舗において導入・展開が進んでいる新型セルフレジ(iPadとRFIDによる、購入商品一括読み取り型POSレジ)が、当社のRFID 読取装置関連特許(特許6469758等)を侵害しているものと判断し、2019年9月24日、東京地方裁判所に特許権侵害行為差止仮処分命令申立を行いました。
当社は、これまでユニクロ社の親会社である株式会社ファーストリテイリングに対し、ユニクロ社が使用するPOSレジにおける当社特許の使用に対するライセンス契約の締結を要求してまいりました。しかしながら、現在でもライセンス契約は締結に至っておりません。このような状況から、これ以上の交渉による解決は困難と判断し、やむなく今回の仮処分申請に至りました。
当社は、RFID関連技術の研究開発を始めて以来、さまざまな技術革新を図ってまいりました。その中で発明した独自の読取装置は読取精度を高めつつ読取効率の向上を実現するものであるため、特許を取得いたしました。
当社は、この読取装置を自社製品として製造販売するだけでなく、他社へのライセンス提供についても積極的に展開したいと考えています。
また、当社は、知的財産を重要な経営資源と位置づけており、当社の知的財産が侵害されたと判断した場合には、厳正に対処していく所存です。