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公開日:2022.07.07

福祉介護用品管理の導入事例

働き方改革!商品管理をRFIDに替えて、残業時間ゼロに!

株式会社前後前の導入事例

株式会社前後前ロゴ

代表取締役 坂口 明生 様

福祉を通して、お客様の「生活環境を整備」していくサービスを提供している前後前様。
福祉用具の販売やレンタル、リフォームなどを手掛けるにあたり、多くの商品を扱っておられます。
それらの管理の必要性を感じた際に、前提として道具を増やしたくないという思いがあったそうで、スマートフォンにアタッチメントを取り付けてRFIDリーダーとして活用できるAsReader ASR-0230D と、定置型RFID リーダーASR-P51N をご採用くださいました。

導入:2021年02月

■導入機種
> ASR-0230D
> ASR-P51N

【インタビュー全文は以下】

取材日:2022.05.20

QR コード管理からRFID 管理へ。

QR コード管理からRFID 管理へ。
AsReader ASR-0230D と、ASR-P51N、それぞれをどのように業務に活用しているかお聞かせいただけますか?
主には商品管理です。
商品管理以外には、お客様のモニタリングを報告したりという業務もありますね。
お客様のモニタリングというのはどのようなものですか?
仮に車椅子をお客様にお貸しする、というと、その車椅子にRFID を貼付して納品します。
その後、弊社が6 ヶ月に一度くらいの頻度で点検にお伺いしています。
点検に伺う前に、その方の名前を検索すると、その方が何を借りている、この場合は車椅子、という情報がすぐ出るので、 点検項目もすぐに出るようになっています。それらをチェックして送信すると情報がちゃんと共有される、という使い 方をしています。
導入までの課題、また、どのようにして課題解決に至ったかなど教えていただけますか?
以前は、QR コードの管理で商品を管理していました。
私たちの仕事は様々な商品にQR コードを貼り付けて読み取りをしていたのですが、それを読み取らないことがあったり、重い商品の下にQR コードが貼ってあると、それを読み取るだけで重労働になってしまい、結局管理になっていなかったのです。そのような状況を改善したいと考えたときに、RFID にしよう、と思い至ったというのがそもそものこの管理の発端です。
RFID で管理をしようと思った時に、既に世の中には様々な商品がRFID 関連で出ています。ハンディタイプのRFIDリーダーも様々な会社の製品が出ていると思います。
ただ、私たちが、これからRFID リーダーを使って作業をしていく中で、業務中はあまり多くのものを持ちたくないという考えがあり、例えば、携帯を持ちながらiPad を持って、あと何か専用業務端末を持って、ということになると、どうしても外出、作業の際に多くのものを持つことになるので、何かいい方法はないか?と、ずっと探していました。
そして、一番いいのは携帯、スマートフォンにRFID リーダーとしての機能があれば、携帯やスマートフォン自体は誰もが必ず持っているであろう、ということで、今回の場合は、 スマートフォンでRFID を読み込めるもの、RFID リーダーの機能をもつスマートフォン、というものを探したのがスタートですね。
実際にスマートフォンでRFID が読み込めるものを探して展示会に行きました。その展示会に行った時に、御社以外にもRFID リーダーは出品されていましたが、実際携帯に装着できるものは、少なくともその時はアスタリスクさんしか出ていなかった。そこで声をかけて、と進めていきました。

QR コード管理からRFID 管理へ。

「モバイルでモノ認識」という当社の特徴が、御社のニーズと合致してそのまま採用いただいた、ということですね。 実際に導入いただいて、元々の課題は、QR コードをRFID に変えて、その課題は解決できましたか?
はい。私たちは、福祉用具の会社で、軽いものから、ベッドや車椅子まで様々なものを扱い、それらを納品して管理するという作業をしています。
弊社の職員は女性が8 割ぐらいいます。以前のQR コードを使用していた時は、軽いものは特に問題はありません。
例え下面にQR コードが貼っていても裏返しにすればよかったので。
ですが、QR コードが貼ってある面が見える状態でそれを読んでいく、というような作業になるので、大きい商品、重い商品の場合、女性職員がそれらを裏返して読み込むということは、なかなか難しい、という事実がありました。
RFID はその点では、電波で読み込むので、商品を裏返したり、持ち上げたりする必要がなく、優れているものだと感じています。
ハンディではない、ASR-P51N はいかがでしたか?
商品が倉庫を出た時に感知するのに使っています。
なぜ倉庫の出入り口に付けたかというと、私たちはどうしても商品自体を倉庫から持ち出したり、また持ち帰ったりし た時に、ログを取らないと、どの商品が持ち出されたか、誰がいつ持ち出したのか、ということがわからなくなって しまうので、それで倉庫の各箇所にその装置を付けて、商品を持ち出した時には、ちゃんと見えるようにしている、 という仕様ですね。
開示できる範囲で、システム全体におけるAsReader の位置関係などを聞かせていただくことは可能ですか?
商品が弊社に入荷された時点から、AsReader で管理ができています。
AsReader で納品された、と確認できた時点で社内のチャットに、その情報が流れるように設定しています。
以降、この商品が入荷されたのだということ、この商品を納品したんだということ、この商品が帰ってきた、という情報は、全てスマホの中でわかるものですから、すごい便利になってますね。
仕事のほとんどをもうそれで行っているみたいな感じですか。

株式会社前後前様システム構成

スマートフォンと一緒に使えることが大前提。
先ほど、スマートフォンと一緒に使えるものを探したと伺いましたが、AsReader の導入の際に比較検討した内容で 他にも譲れないポイントであったり、比較した他の他社の製品などございましたら、お聞かせいただけますか?
譲れないといいますか、携帯、スマートフォンをRFID リーダーとして使い、商品を管理するとなると、Android で 管理するのか、iOS で管理するのか、というポイントがありました。
弊社も携帯は、定期的に何年かに一回は変えていたのですが、今後作業を管理をするにあたり、どちらの方がいい んだろうか?と検討していたのですが、御社の製品はiOS でしたので、ならば携帯もiOS にして、それを使っていこ うということになりました。
具体的な他社、もしくは当社他製品と比較ではなく、要望と擦り合わせて、AsReader が選ばれたという感じですか?
そうですね。他社は専用業務端末のハンディが別にありますが、スマートフォンとは別にそれらを持つという選択肢 が私の中にありませんでした。
そうなるとスマートフォンに装着できるというのは、その当時は私が見た限りでは御社しかなかった。
実際にAsReader をつかっていただいての感想はどうでしたか?
こちらが思うようにカスタムしていただいたので、かなり使いやすくなっています。
使っていると、もうちょっとこう、とか改良したい部分、改良が必要な部分が出てくると思うのですが、私の中でこう いったデバイスを初めて使ってみて、御社とも打ち合わせを重ねながらやってきたので、要望に対してかなりの精度 で対応してもらった、というのが私の印象です。
なので、後からこれを直してほしい、という要望もなく使っています。感心してます。
作業的に大きく変わることもあったと思いますが、実際に使っていただくにあたっての研修などはいかがでしたか?
一応研修担当という管理をする人を3 人決めて、その人たちを中心に研修しましょう、ということにしましたが、そ もそも研修担当自体もよくわからない状態からのスタートでした。
そうはいっても、仕組みとしても難しいものでは無いので、迷うことはなかったです。
同時に、御社と弊社がチャットで繋がっているので、不明な点は質問をするとちゃんと返してきてくれます。 なので、何かわからない場合は電話やそのチャットで問い合わせると、レスポンスが帰ってきて、早々に解決する、というような感じです。
では、それほど時間もかけずに皆様受け入れられたのですね。
そうですね。
失敗や、困ったことがあれば、皆で相談、解決しながら進めているので、私のところまで上がってきていないことも あるかもしれませんが、問題はないと思います。
新しいデバイスを導入する、という点に関しては、弊社が元々色々なことに挑戦していく会社ということもあり、社員 も慣れてしまっているのだと思います(笑)。新しいことに取り組むということに対して違和感なく入ってきてくれます。

月に60 時間、年間720 時間の時短効果。作業効率化に貢献。

月に60 時間、年間720 時間の時短効果。作業効率化に貢献。
AsReader を導入してみて、良かったことをお聞かせいただきますか?
そもそもは商品管理ということを目的として導入しました。
そこから、私がやりたかったことは、商品管理をしながら、人の管理も一緒にしたいというものがありました。
それともう一つは、先程も言ったように、チャットで後から見えるし、検索もできるようになりました。
以前は商品がどこへ行ったか、わからなくなることもありました。消えたりするんですよ。実際は事務所の中にあるのですけれども。
商品を持って帰ったのに、どこ置いたかわからない。誰が持って帰ったのかもわからない、ということになると、結局誰かがそれを探しに行かないといけないのです。
ずっと事務員が探して、その業務がやっぱり莫大な時間がかかってしまい、毎週毎週その時間がかかり続けていました。それを、手元のAsReader を見ればわかるようになって、探す時間というのがもう一瞬にしてなくなりました。
生産性がかなり高まりました。
例えば、紛失した商品を探す時間というのはどのくらい取られていたのですか?
毎日あるわけではないですが、例えばざっくりと、(毎日)2 時間あったとして、それが(積み重なって)月に60 時間。年間で言えば720 時間になりますかね。それが1 年間だけではなく、これから先、未来永劫なくなった、解決してしまったというのは本当にすごい効果だと思います。
時短という言葉そのものは聞かないのですが、実際にものを探す時間がなくなったので、会社として残業はすごく減りました。多分今は、ほとんどの人が定時で帰っていますね。
以前は数時間毎日残業がありましたが、やはり紛失した商品を探すことがなくなり、空いた時間を他の業務に回せるので、効率化ということについては、かなりよくなっていると思います。
当社の対応に関してはいかがでしたか?
今も弊社と御社との間で、チャットでやり取りをしながら、何かあったらレスポンスも早く返してくれますし、疑問が 出ても解決に向けて即対応してくれているので、満足しています。
AsReaderとしてではなく、他にスマートフォンの機能で電話以外に使っている機能はありますか?
社内で、情報が全て流れるようにしている、業務連絡などに使っているチャットがあります。
納品しても、入荷しても、引き上げをしても全てがチャット経由で上がってくるようにしていますが、そのチャットと AsReader を連動して情報が上がるようにしているので、スマホでもチャットは使っています。
後から検索もしやすく、かなり助かっています。
追加で欲しい機能など、今後AsReader に期待することはありますか?
業務に関わることでいいますと、作っていく段階で、「あ、これがしたい!あれがしたい!」ということは、なるべく 一回ですまそうという思いがありましたので、商品管理ではなく、モニタリングであったり、人の管理の部分であった りというのも、同時にできるように希望し、そのように進めていました。
なので、今現在「これは足らないな」ということは、正直ないですね。
株式会社 前後前

株式会社 前後前

〒670-0952
兵庫県姫路市南条1丁目126番地
https://www.zengozen.co.jp/
設立 / 1999年6月18日
従業員数 / 39名

● Apple、Apple のロゴ、iPhone、iPod touchは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※iOS商標は、米国Ciscoのライセンスに基づき使用されています。
● Androidは、Google LLCの商標です。 ● Windowsは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
● QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
●その他、各社の会社名、システム名、製品名などは、一般に各社の登録商標または商標です。 
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