サイト内検索
導入事例
公開日:2025.9.1
AsCamera及び棚卸しアプリの導入事例
多様な景品の棚卸し時間を、月に延べ1000時間削減!
運営企画本部 業務改革システム部
岸本 様

導入に至った経緯と背景
- 今回のシステム導入以前は、どのように棚卸しを行っていたのでしょうか?
- 棚卸しに関しては、棚卸表というものを紙で印刷して現場に持っていって、クレーンゲームの中の景品を数えて紙に書いて挿入、これを複数人でやっていたので、その紙の用紙がいっぱい集まってくるので、パソコンでデータ統合して基幹システムの方に手入力をして…という流れで今まで棚卸しをしていました。
- それに対してどのような課題とか不満とか、非効率だなというところを感じておられたのでしょうか?
- 先ほどご説明させていただいたとおり、ほぼほぼアナログの業務をしていましたので、まずデジタルに何か置き換えられないかなと。一つ一つの作業をちょっと見直して、じゃあこれはこういうことができるよねとか、ここはこういう部分ができるよね、というのを一つずつ分解して、開発を検討し始めました。
- 実際に、店舗で棚卸し作業をされていた現場スタッフさんからは、どんな要望がでておられましたか?
- 当時でいうと、景品の特定というのが非常に難しくて。例えば〇〇っていう景品があっても、第1弾、第2弾、第3弾というのが、この紙の棚卸表に名前は書いてあるんですけれども、実際目の前にある景品、これが第何弾なのかわからないといった、要は名前だけで見るので、景品の特定にすごく時間がかかっていました。そこを何とかをわかりやすいように、特定をしやすいようにって声がずっと挙がってました。また、商品を間違えて
しまったり…といった人為的なミスというのがありましたし、手作業がたくさんあるので、改善して欲しいという要望がありました。

AsCamera導入の経緯
- アナログからデジタルへ切り替えるにあたって、いろんな方法を検討されたと思いますが・・・
- そうですね、まずはコンビニエンスストアとかスーパーマーケットで導入しているハンディターミナルのシステムの導入を検討したんですけれども、クレーンゲームの景品というのがバーコードが付いていないものが多くてですね、なかなかありもののサービスで弊社のクレーンゲームの景品の棚卸をするというのは非常に難しいというのがわかりました。じゃあスクラッチ開発をしようということで、展示会でいろいろと会社様を探している時に御社のブースがありまして、そこでお話をお伺いし、今回依頼することにさせていただきました。
- 一般的なバーコードリーダーと違って、カメラで読み取るということに関して不安はありましたか?
- いろんな会社様で導入されているということで、技術的な信頼はありました。実際に使ってみると、非常にスピーディーで、すごく簡単で、バーコードをカメラで読み取るんですけど、バーコードにスマホをかざしている程度の感覚です。何かをしっかり読み取っているっていうよりも、ピッてかざすだけで読み取るので、すごくスピーディーで助かっていますね。
- 棚卸しアプリを開発していく過程でのご苦労はありましたか?
- 倉庫の中の景品の棚卸があるんですけれども、どうしてもちょっと暗いので読み取り辛いという問題がありました。今回スクラッチ開発していただいているので、フラッシュ機能を付けていただき、ライトを点けて読み取りができるようにという機能を実装していただいたので、暗いところでも問題なく読み込めるようになりました。あと、開発の時にピント合わせ、オートフォーカスの部分をかなり調整いただきましたので、非常にスムーズに読み込みできています。

AsCamera導入後の変化
- 実際に導入して業務ってどんな風に変化がありましたか?
- 今まで紙ベースで棚卸しをさせていただいてたんですけど、今はもうスマホベースでスマホを持ってきて現場に行って、クレーンゲームについてるバーコードを読み取り、スマホで読み取ったデータっていうのは全部クラウドでデータ管理していただいてますので、今まで EXCEL で一生懸命統合していた作業もなくなって、ボタン一つでデータ統合して。今まで基幹システムにも手入力で1時間とか入力をする時間があったんですけど、今はそこもボタン一つで基幹システム連携するようにしていただいているので、作業時間はかなり削減されてますね。
- 具体的にどれくらいの業務効率の向上がありましたか?
- 概ね25%削減ぐらいかなというところなんですけど、これからまだどんどん削減時間が延びていきそうなのですが、月の実績でおおむね1000時間ぐらい、全店で削減効果というのは表れてますね。
さらに、今まで本当にいろんなところにヒューマンエラーが入り込むところが多かった。例えば5人で棚卸しをしているのに、実際棚卸表は4枚しかなくて、一人分どこに行ったんだとか、こういったヒューマンエラーが非常に多かったんですね。最後に、基幹システムに入力をした後も、実際の棚卸表と確認をして、「あれ?ここが違うな…」とか、こういったところがあったんですけど、今は全部システムで連携しているので、ヒューマンエラーを挟み込むところがなくなり、正確性がすごく向上したっていうのは、現場の声として上がってきていますね。
今後の展望
- 今後、このシステムを発展させていく計画はありますか?
- 今検討しているのは、弊社がカラオケの運営もしておりまして、カラオケの中には食材管理というのをしていますので、そちらに付いているJANコードないしはバーコードというものを同じように棚卸しに横展開できないかなというのは検討しています。
運営部 アミューズメント担当
砂守 様

導入後の変化
- 景品のバーコード管理がスタートして、業務はどのように変わりましたか?
- 以前はEXCELを使用して棚卸しをしていたんですけど、バーコードを読むアプリを使用することで、時間削減であったり、業務のストレス的な面もすごく減りました。
- 具体的にどれくらい時間が削減できましたか?
- 当店の場合、以前は(棚卸しに掛かる)時間が70時間から75時間ほどだったんですけれども、今は50時間から55時間ほどで20時間ほど削減できています。

現場で活躍するスマートフォン
- 棚卸し以外にもスマートフォンを活用されているようですね
- そうですね、社内関係の伝達であったり、あとはお客様が呼び出されたときの通知を確認するなど、コミュニケーションツールとして使っております。業務をするうえで必要不可欠なツールになっています。
株式会社 ラウンドワンジャパン
〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波5丁目1番60号 なんばスカイオ23F
https://www.round1.co.jp 設立:2023年(令和5年)4月6日
正社員数/1,367名(2024年4月1日時点)
● Apple、Apple のロゴ、iPhone、iPod touchは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※iOS商標は、米国Ciscoのライセンスに基づき使用されています。
● Androidは、Google LLCの商標です。 ● Windowsは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
● QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
●その他、各社の会社名、システム名、製品名などは、一般に各社の登録商標または商標です。
当社サイト内に記載されている社名、製品名、サービス名及びサイト名には、必ずしも商標表示「®」「(TM)」を付記していません。
※iOSデバイスと接続して使用する当社製品は、MFi認証を取得しています。 ※ 形状・色など予告なく変更する場合があります。