SDKを使用する際の注意事項

  1. AsReaderの電源がONになった後
    デリゲート onReceivedPowerState がコールバックされ、かつパラメータ isOntrue の場合に、sendPower で再度電源をONにしようとすると、AsReaderが誤動作する可能性があります。

  2. sendPowersendSettingBeepメソッド呼び出し時の注意
    AsReaderAsk クラスの sendPower および sendSettingBeep を呼び出す際は、以下の各デリゲートで結果がコールバックされたことを確認してから、次のコマンドを送信してください。

    電源がONでない状態でその他のコマンドを送信すると、AsReaderが誤動作する可能性があります。
    (詳細は AsReaderAskクラス をご参照ください)

  3. クロージャを使用するメソッドの注意
    JvmaSDK クラスのクロージャを使用するメソッドでは、クロージャによるコールバックが返ってから、他のインターフェースを呼び出すようにしてください。
    クロージャ内で AsReader と通信中に他のコマンドを送信すると、AsReader が誤動作する可能性があります。
    (詳細は JvmaSDKクラス をご参照ください)

  4. 接続後の電源ON処理
    AsReaderが接続された際、デリゲート onReceivedConnectedStateがコールバックされ、パラメータ isConnectedtrue の場合は、必ず電源を ON にするメソッドを呼び出してください。
    具体的には、sendPowerを呼び出し、パラメータ isOntrue を設定してください。

    例:
    アプリケーションがバックグラウンドからフォアグラウンドに復帰した場合や、AsReader が iOS デバイスに接続された場合にも、onReceivedConnectedState がコールバックされます。
    その際には、必ず電源 ON の処理(sendPower(isOn: true))を実行してください。

  5. 通信コマンドの使用タイミング
    JvmaSDK の通信コマンドは、AsReader の電源が ON になった後、つまりonReceivedPowerStateがコールバックされ、かつパラメータ isOn が true になったことを確認してから使用してください。
    ⚠️ 電源が ON になる前に通信コマンドを送信することはできません。