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アスタリスクが自動販売機向けに、スマートフォン装着型光通信(赤外線ASK通信)ハンディターミナル(赤外線AsReader:ASR-060D)を発売。

最終更新日:2018年05月07日 10時00分
アスタリスクが自動販売機向けに、スマートフォン装着型光通信(赤外線ASK通信)ハンディターミナル(赤外線AsReader:ASR-060D)を発売。


スマートフォン端末を用いたIoT機器 AsReader の製造元 株式会社アスタリスク(本社:大阪市淀川区、社長:鈴木 規之、以下 アスタリスク)は、自動販売機とのデータ通信方式の標準となっているJVMA光通信に準拠したスマートフォン装着型の光通信ハンディターミナル「赤外線AsReader(ASR-060D)」の販売を開始しました。
自動販売機専業オペレーターの株式会社ユカ様(本社:東京都目黒区、社長:重松 弘幸、以下ユカ)で導入いただき、4月から首都圏、関西圏において、順次ユカ管理下の飲料自動販売機全てで、販売管理端末として本格稼動していく予定です。

導入の背景

 日本国内の飲料自動販売機では、その殆どで専用の赤外線通信ハンディターミナルを用いた販売管理が行われています。
自動販売機の販売データは、自動販売機コイン投入口付近にある赤外線ポートに対して専用の赤外線通信ハンディターミナルを用いることで取得し、販売管理システムなどで活用します。

 しかしこの赤外線通信は、一般社団法人 日本自動販売システム機械工業会が定めた独特の通信方式(JVMA方式)を採用しており、この規格に準拠しなければ自動販売機との通信が行えません。非常に特殊な通信方式であり、携帯電話やスマートフォンに装備されている赤外線通信とは、似て非なる方式と言っても過言ではありません。

 特殊な仕様を求められることから、専用の赤外線通信ハンディターミナルは生産台数も少なく、そこに赤外線通信機能に加えデータ取得後の管理や分析処理のアプリケーションをバンドルするため、1端末が非常に高額なものとなります。しかも多機能小ロット生産ゆえの宿命として、なかなか小型化は進まず、ハンディという名の、巨大なハンディターミナルでした。

 また、自動販売機から取得したデータは、事務所に戻ってから販売管理システムに取り込み、処理を行っていましたが、この方法ではデータのリアルタイム性が失われてしまいます。現場においては、取得したデータを元に倉庫等に必要な在庫の計算を前もって行うなど効率性を追求した施策を求めていましたが、ハンディターミナル自体の制約からハードルが高い状態となっていました。

効率の良い自販機オペレーションのために、自販機に対する赤外線通信も、サーバーに対するデータ通信もできる高性能で安価な端末が熱望されていたのです。

アスタリスクのソリューション

 アスタリスクは、製造業各社、物流倉庫や大手宅配業などの物流業界、大学病院をはじめとする病院など様々な分野でスマートフォンを活用したハンディターミナルを供給してきました。
その実績を良く知るNTTドコモ様(以下、ドコモ)より上記導入の背景を踏まえ、スマートフォン装着型の光通信ハンディターミナル開発の打診が入ります。「自動販売機専業オペレーターのユカが望むオンライン通信はドコモのスマートフォンが担う。そのスマートフォンを装着する赤外線リーダーを開発できないか」と。
そこでアスタリスクは、スマートフォン装着型バーコードリーダーとして定評のあるAsReader(ASR-010D)のリーダーエンジン部分を赤外線モジュールに置き換え、読み取り窓をそのまま赤外線ポートに置き換えることで、「小型のまま低コスト」なJVMA方式準拠の赤外線通信ハンディターミナルを開発したのです。

導入の効果と期待

 従来、ユカのルートセールスに必須だった携帯電話とハンディターミナルの2台持ちから、ドコモスマートフォンを装着した、軽量小型の光通信ハンディターミナル「赤外線AsReader(ASR-060D)」に置き換えたことにより、


◎自動販売機利用者からの問合せ対応は「本社受け→支店へ連絡→支店からルートセールスに連絡」というプロセスから、「本社受け→問合せ内容をサーバーに入力、自動でルートセールスに通知→現場からサーバーを閲覧して即時に対応」に変わり、リードタイムが縮小。
◎従来の専用機に比べ、大幅なコストダウンにより、光通信ハンディターミナルの完全1人1台体制が実現。
◎オンライン通信により、リアルタイムに販売データがサーバーに送られ、毎時間ごとの分析が可能に。バッチ処理の必要がないので、万が一の端末故障時も、その時点までのデータは全て保存済み。

上記の想定効果以外にも、スマートフォン画面の使いやすさを初めとして副次的な効果もあり、ユカ全ルートセールスへの順次導入は順調に進んでいます。

発売に合わせて、5月開催の展示会にて実物を展示

5月9日から東京ビッグサイトにて開催される下記展示会で赤外線AsReader(ASR-060D)の実機を展示。自動販売機のシミュレーターで実作業デモも行います。

■Japan IT Week 春「IoT/M2M展」(東京ビックサイト 西ホール) 5月9日(水)~11日(金)

赤外線AsReader(ASR-060D)の概要

【商品名】 赤外線AsReader(ASR-060D)
【カテゴリー】 自動販売機情報管理システム
【発売】 2018年3月
【特徴】 光(赤外線ASK)通信リーダー(JVMA方式準拠)※1
【対応機種】 iPhone5以降

※1 JVMA方式 (一社) 日本自動販売システム機械工業会(略称:JVMA)が定めた自動販売機通信方式

■会社名株式会社アスタリスク
■代表者代表取締役 鈴木 規之
■資本金150,000,000 円
■設 立2006 年9 月
■本社〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-6-16 新大阪大日ビル201
TEL: 050-5536-1185
■東京事業所〒105-0004 東京都港区新橋3-8-6 大新ビル5F
TEL: 050-5830-5393
■FAX06-6886-1114(本社/東京共通)
■URLhttps://www.asx.co.jp/ (企業サイト)   http://asreader2nd.sakura.tv/ (製品サイト)
■事業内容モバイル活用を中心とした「業務に役立てるためのソリューション」の展開
iPhone/iPod touch に装着するケース型のリーダーAsReader(1D、2D、RFID、NFC)の企画、開発、販売
iOS を中心としたモバイルアプリの開発、販売
iOS を中心とした業務系アプリの受託開発
その他、業務用機器の受託開発と製造、モバイル端末を用いた業務コンサルタント、システムインテグレーター

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※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
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