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RFIDタグの構造について

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最終更新日:2019年01月17日
RFIDタグの構造について

時間が過ぎるのは早いもので、もう1月も中旬となりました。
今年の目標完遂に向け、日々頑張っております、東京開発の中村です。

先日、こちらのブログ(こんなところに!RFIDの技術)でRFID技術について、触れられていました。
RFIDを導入頂くことが、増えてきている今日この頃ですが、まだまだRFIDについて敷居が高いと思われている方も多いと思います。
そこで、今回は弊社のRFID AsReaderでスキャンできるパッシブタグ(以下、RFタグ)の中身について、簡単にご紹介したいと思います。

RFIDタグの構造

RFタグは大きく分けて以下の4つの領域からできています。(EPC GEN2)
 1.EPC領域
 2.USER領域
 3.TID領域
 4.RESERVED領域

1.EPC領域

通常、RFIDをスキャンした時に取得できる領域です。読込/書込共に可能です。
本来はSGTINのような、標準化されている内容を記録する領域ですが、この部分にシステム固有の内容を書き込んで使用することが多いのが現状かと思います。
96ビットタグ、128ビットタグというように言いますが、これは、EPC領域のサイズを指します。

2.USER領域

自由に書き込み/読み込みできる領域です。タグによっては存在しない場合もあります。
USER領域を自由に書き込める領域として使用し、EPC領域には標準化された内容を書き込むのが、本来の使用方法になります。

3.TID領域

そのタグ固有のIDが登録されている領域です。書き込みできません。
EPCは同じ内容を書き込めば、スキャンした時に同じタグと判断されますが、TIDまで見ると、別のタグと判断することができます。

4.RESERVED領域

Access PasswordとKill Passwordが保存されている領域です。
Access Passwordは各領域の書き込み/読み込み時に必要なパスワードです。設定されていないことが多いですが、データの保護が必要な場合に設定されます。
Kill Passwordはタグを無効化するときに必要なパスワードです。

まとめ

このようにタグをスキャンすると言っても、幾つかの別れた領域の内容を必要に応じてスキャンしています。
通常スキャンした時はEPC領域の内容が取得できるのですが、その内容を使って、TID領域やUSER領域の内容を取得するというような形です。

RFIDを導入される際に、RFIDに何を書き込むのかは重要なポイントになります。
今回のブログの内容が、少しでもRFID導入の助けになれば幸いです。

最後に告知

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【小間番号】7-21
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なお、当日お越しになる場合は、招待券が必要になります。
招待券を下記記載の申し込みページにてお申し込みになられるか、当社営業まで問い合わせください。

<< 招待券の申し込みページ >>
https://form.reedexpo.co.jp/ITK/?lg=jp&tp=inv&ec=WME

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大阪営業:050-5536-1185
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